令和8年3月15日(日)、珠洲市商工会議所 大ホールにて開催された 「たいせつな いのちと暮らしを守る in能登」第Ⅲ部「防災士について学ぼう~女性のための防災講座」 に、当会から理事長の 藤田 と理事の 南 が講師として登壇しました。
イベントの概要
本イベントは、石川県難病医療提供体制整備事業 石川なんびょう診療連携室「ランプ」の第2回研修会として、石川県・「ランプ」の主催、珠洲市の後援により開催されたものです。
午前中のⅠ部では富山大学・中根俊成先生による「病気を持つ人の視点から災害を予防する」をテーマにした講話、Ⅱ部では北良株式会社・笠井健氏による避難環境づくりの講話とワークショップが行われ、当会が担当したⅢ部は午後1時30分から3時までの90分間で実施されました。
難病や在宅療養中の方々をはじめ、広く地域住民の皆さんを対象とした研修会の中で、防災士の役割や女性の視点を活かした防災活動についてお話しする貴重な機会をいただきました。
講座の内容
Ⅲ部の前半部分では、防災士の資格や活動について知っていただくことを目的に、以下のようなお話をさせていただきました。
1. 防災士とは
2. 防災士の活躍場面
3. 防災士に期待される役割
4. 地区の危険度と対応を伝える
5. 対談と質疑応答
後半は、理事長の藤田と理事の南による対談形式で防災士資格取得のきっかけや取得してよかったこと等をお話ししつつ、会場からのご質問にもお答えいたしました。
参加者アンケートでいただいた参加者の声をご紹介いたします。
◆ 良かった点・役立った点
「防災士の資格をとったが、何からどうすれば、と思っていたけれど、"得意・不得意を考慮した活動をすればいい"と新しい視点を得ることができました」
「防災士が地域をつなぐ役割と使命感に感動しました」
「南さんのご家族が被災した際に的確な指示ができたという話が聞けたこと。また、女性ならではの役割について学べたこと」
「実際に活動をされている方からの体験談は説得力があり、共助・協働の大切さを学びました」
◆ 今後実践したいこと
「防災士会からの情報などから、講演会への積極参加でインプットをしたり、防災士とのつながりを作ったり、できそうなことから行動に移したいと思いました」
「まちづくり協議会の防災部会の一員です。今回の話を参考に皆で考えていきます」
「勤務先の研修会で、この形の講演会があるととても良いと思うので、提案したい」
「石川県防災士会とのつながりをもっとしてゆきたい」
「まずは、今日のことを職場(大学)内で共有したいと思います」
◆ 全体を通じての感想
「こういう機会を珠洲で開催していただき本当にありがたいと思います」
「能登半島地震と奥能登豪雨災害をきっかけに防災士の資格を取りました。いつ何が起きても落ち着いて行動ができるよう普段から心がけていきたいと思います」
「今からできることをコツコツ備え、周りに伝えていきます」
おわりに
令和6年能登半島地震から2年が経ちましたが、能登地域では復興への歩みが続いています。今回の講座を通じて、「資格を取っただけで終わらせない」「自分のできることから始める」という思いを多くの参加者の方と共有することができました。
アンケートでは「市では(防災士が)組織化されておらず、個人ではどう活動につなげられるのか疑問」というお声もいただきました。石川県防災士会は、こうした防災士の皆さんの「つながり」の場となり、ともに地域の防災力を高めていくお手伝いをしてまいります。
当会では、防災講座・講演のご依頼を随時お受けしております。お気軽にお問い合わせください。
